体験談②加害者G:過去に起こした交通事故

事故の瞬間は時が止まった感じでした

私は12年前に、一度だけ交通事故を起こしています。
地元の片側一車線の国道を、法定速度程度のスピードで走行していたところ、信号も横断歩道もないような場所から、突然人が飛び出してきたのです。
一瞬の出来事だったはずなのですが、頭の中で「赤信号だったかな」と思ったことを、よく覚えています。
ハンドルを切る時間もなく、私の車のフロントガラスに人が激突し、その後は車の上に乗ったような感じになったのですが、止まると同時に人が落ちてきて、テレビのドラマで見る交通事故のシーンとまったく同じだなどと思ったものです。

すぐに救護、そして通報、救急車

私は急いで車から降り、意識のなかった男性を見て、まず携帯電話で救急車を呼びました。
私が救急車を呼んでいる間に、周りにいた人が何人か集まってくれて、その中の一人が警察に連絡してくれたようでした。
とにかく、早く救急車に来てほしいという思いで待っていましたが、その時間がとても長く感じたのをよく覚えています。
男性が救急車で運ばれていくと、簡単な現場検証のようなものが行われ、そのときに法定速度とさほど変わらないスピードで走行していたことをわかっていただけたようで、一安心しました。

警察署での取り調べは時間がかかりました

その後は警察署で調書を作成し、かなりの時間を警察署で過ごしたと記憶しています。
しかし、私自身に飲酒運転やスピード違反、信号無視などはなかったことから、厳しい取り調べというものではなく、形式上行われたものといった感じでした。
事故現場は信号機のある交差点からはずいぶん離れた場所であり、しかもガードレールをまたいで道路を横切ろうとした男性をひいてしまったようでしたので、いくらか私に同情してくれていたように思いました。
その後は男性も退院したというような話を聞きました。
後のことはすべて保険会社にお任せし、数年かかりましたが裁判も終わったと聞きました。